テフロンコーティングとは?
| 特 性 | 加工工程 | 加工例 |
特 性
テフロン(フッ素)コーティングは、他の工業材料では得られない
(1)非粘着性 (2)耐熱・耐寒性 (3)すべり性 (4)電気特性
(5)耐磨耗性(6)耐薬品性・耐蝕性 (7)非濡性などの物性を兼ね備えた表面処理(塗膜)です。
| 1.テフロン(フッ素)コーティングは、非粘着性に優れています。 | |
| コーティング後の塗膜には、ほとんどのものが付着せず、固着したとしても 簡単に取り除く事が可能です。 |
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| 2.テフロン(フッ素)コーティングは、耐熱・耐寒性に優れています。 | |
| ブラスチック樹脂の中では、使用温度が広く一般的には260℃〜−240℃ まで広範囲にわたり使用可能で不燃性に優れています。。 |
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| 3.テフロン(フッ素)コーティングは、すべり性に優れています。 | |
| プラスチック樹脂の中では、荷重、摺動により変化しますが、非常に低い 摩擦係数を持っております。 |
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| 4.テフロン(フッ素)コーティングは、電気特性に優れています。 | |
| プラスチック樹脂の中では、最も優れた電気的性質を持っており、 絶縁、誘電損失の少なさ、耐アーク性など電子部品等に効果があります。 |
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| 5.テフロン(フッ素)コーティングは、耐磨耗性に優れています。 | |
| テフロン(フッ素)の持つ特性と、有機バインダー樹脂、セラミック等を 組み合わせる事によって皮膜強度を高め、荷重の高い磨耗に対しても 優れた耐摩耗性を発揮します。 |
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| 6.テフロン(フッ素)コーティングは、耐薬品性・耐蝕性に優れています。 | |
| 酸やアルカリといったほとんどの薬品に侵されることがありません。 しかしながら、塗膜の厚さが薄いとピンホールが発生しやすい為、 薬液が浸透し基材を腐食させる要因になりますので、塗膜を厚くする必要があります。 |
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| 7.テフロン(フッ素)コーティングは、非濡性に優れています。 | |
| コーティング後の表面は油や水もはじき、ほとんどの溶液によって濡れることが無く また、汚れにくくなります。汚れた場合でも簡単に清掃する事ができるので、 級支持ガンが減少し、省力化・効率化が可能です。 |
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