溶融亜鉛メッキとは?
特 性 | 加工工程 | 加工例 |
特 性
溶融亜鉛めっきとは、鉄と亜鉛の合金反応を利用した皮膜で、
亜鉛の酸化皮膜、鉄と亜鉛のイオン化傾向の差による電気化学的防食作用によって
大気中、淡水中、海水中、土壌中など各種使用環境のもとで鉄鋼を防錆するものです。
また、衝撃や摩擦によって剥離する事が無く、特に構造物への
亜鉛メッキは、数十年防食性を持ち、メンテナンスフリーである。
1.溶融亜鉛メッキは、密着性に優れています。 | |
溶融亜鉛メッキは、鉄と亜鉛が反応し、完全な合金層を形成して おりますので、塗装のように衝撃や摩擦などで剥離する事がありません。 |
2.溶融亜鉛メッキは、耐食性にすぐれるとともに最も経済的な防食方法です。 | |
溶融亜鉛メッキは、緻密な純亜鉛層の保護皮膜と電気化学的な 犠牲防食作用により、あらゆる環境条件の下で長期間にわたり 鉄鋼を錆から守ります。したがって塗装など他の表面処理方法と 比較し塗り替えなどの必要がありませんのでまったくのメンテナンスフリーです。 |
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3.溶融亜鉛メッキは、複雑な構造でもすみからすみまでメッキができます。 | |
亜鉛浴中に浸漬する事により、タンク内面やパイプなど目に見えない部分、 手の届かない部分でも完全にメッキができます。 |
4.溶融亜鉛メッキの規格 |
種 類 記 号 付着量
g/u硫酸銅
試験回数適 用 例 (参 考) 1種 HDZ A − 4回 厚さ5mm以下の鋼材・鋼製品、鋼管類、
径12mm以下のボルト・ナット及び厚さ2.3mmを
超える座金類。HDZ B − 5回 厚さ5mmを超える鋼材・鋼製品、鋼管類、
及び鋳鍛造品類。2種 HDZ 35 350以上 − 厚さ1mm以上2mm以下の鋼材・鋼製品、
鋼管類、径12mm以上のボルト・ナット及び
厚さ2.3mmを超える座金類。HDZ 40 400以上 − 厚さ2mmを超え3mm以下の鋼材・鋼製品、
及び鋳鍛造品類。HDZ 45 450以上 − 厚さ3mmを超え5mm以下の鋼材・鋼製品、
及び鋳鍛造品類。HDZ 50 500以上 − 厚さ5mmを超える鋼材・鋼製品及び
鋳鍛造品類。HDZ 55 550以上 − 過酷な腐食環境下で使用される鋼材・
製綱品及び鋳鍛造製品類。備 考 HDZ 55のメッキを要求されるものは、素地の厚さ3.2mm以上であることが望ましい。
3.2mm未満の場合は事前に当事者間で協議する事。
表中適用例の欄で示す厚さ及び径は、呼称寸法による。
5.完全なメッキ施工のために | |
溶接スラグは完全に除去してください。 密閉構造物は、高温作業ため内圧上昇により破裂する恐れがあり、メッキできません。 メッキを御注文されるときは規格をご指定してください。尚、試験書が必要な場合は 試験片をお付け願います。 |